booth-05-gs21

【ブース紹介】

糸田川と堤防の外来生物と在来生物

今回は「生物多様性」の視点から、糸田川の川床や側壁、堤防に生えている植物たちの特定外来植物をはじめとする外来植物の侵入具合を観察した内容を展示します。

特定外来植物であるオオキンケイギクやオオカワヂシャも随分減りましたが、ヤナギバルイラソウは川床一面に広がっていました。一時は姿を消していたセイタカアワダチソウが勢力を広げています。堤防のどこにでもあったススキがセイバンモロコシにとって代わられそうになっています。その旺盛な繁殖力に在来植物が押され気味ではありますが、クズやカナムグラ、ヤブカラシといったつる性の在来植物が結構頑張り、戦っているようです。繁殖力の旺盛な植物にはそれなりの戦略があるようでした。

糸田川を訪れ暮らす動物、魚、昆虫、鳥達は、植物程多くの種類はいなく、私達が観察したときには特定外来動物であるヌートリアもいなくなり、ザリガニもいませんでした。フナやドジョウ・タニシがいて、カダヤシではなく、メダカがいました。 アオスジアゲハやアゲハチョウが舞い、アメンボもたくさんいました。

【団体紹介】

昭和32年に吹田で最初のガールスカウト団として誕生しました。現在豊一・豊二・吹一・吹二・山手・千一小等の校区のスカウトが在籍しています。

少女たち一人一人が仲間と共に「生きる力」を身に付け、「役立つ人」・「市民社会の担い手」として育つことを目指しています。

【活動内容】

その活動分野は広いのですが、都市部にありながら糸田川や片山公園といったフィールドに恵まれ、環境教育にも長年取り組んできました。

「吹田くわいの保存と啓発活動」はその一つで、片山公園で平成15年から育て見守り、各自自宅でもバケツで育てています。

更に身近な地域の自然への興味・関心を深め、地球規模での環境問題・・・「生物多様性」「温暖化ガス」「プラごみ問題」・・・等を学び、地域社会の一員として、日々の暮らしの中で小さいなりに自分自身に何が出来るかを考え行動できるようにと活動を進めています。

ガールスカウト大阪府第21団のインスタグラムはこちら
https://www.instagram.com/girlscout.osaka21?igsh=MmhwajN5YnBxbmNh&utm_source=qr